リフレッシュ講座 膵管像の読み方・2
慢性膵炎の膵管像
小越 和栄
1
1県立がんセンター新潟病院内科
pp.1407-1410
発行日 1996年10月25日
Published Date 1996/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403104434
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慢性膵炎は膵実質の変化とともに,膵管系にも異常を示すことが多く,ERCPは比較的よくその病態を反映している.
1995年に改定された日本膵臓病学会の新しい慢性膵炎の診断基準では,ERCPが画像診断の中心として位置付けられている1).またその読影には,過剰に加圧されず,分枝膵管まで造影されている膵管像が望ましいと述べられており,適切な膵管像を得ることが慢性膵炎の診断に重要である.
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