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今月の主題 胃癌の診断にX線検査は不要か
主題
胃癌の診断にX線検査は不要か―私はこう考える
Is the Radiologic Examination Necessary for the Diagnosis of the Gastric Cacner?: My View
馬場 保昌
1
Yasumasa Baba
1
1癌研究会附属病院内科
pp.656
発行日 1998年3月25日
Published Date 1998/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103669
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X線検査は胃癌の診断に必要と言うより,私はむしろ重要であると考えている.
日常の診療あるいは検討会などでよく経験することは,撮影者が異常所見に気付かずに撮影した写真でも,必ずと言ってよいほど異常像が写っていることである.これは,遡及的な検討を行う際にも言えることで,X線検査が客観的な診断法であることを示している.そのほか,X線検査の特徴をまとめると,以下のようになろう.
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