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今月の主題 胃癌の診断にX線検査は不要か
主題
胃癌の診断にX線検査は不要か―私はこう考える
Is the Radiologic Examination Necessary for the Diagnosis of the Gastric Cacner?: My View
藤野 雅之
1
Masayuki Fujino
1
1山梨医科大学第1内科
pp.653
発行日 1998年3月25日
Published Date 1998/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103666
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1.胃癌の診断はどういう内容を含むか
胃癌の診断には,①病変が存在することおよびその部位に関する診断(存在診断),②病変の組織学的な性状に関する診断(質的診断),③病変の拡がりおよび大きさの診断,および④深達度診断の各項目が考えられる.
更に診断的な検査には,集団を対象として異常所見の発見を目的とするスクリーニング検査およびその結果異常を疑われた症例について,その詳細を検討する,いわゆる精密検査の2つがある.
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