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第7回白壁賞は八尾恒良氏らが,第26回村上記念「胃と腸」賞は岩下明徳氏らが受賞
pp.1450-1451
発行日 2001年10月25日
Published Date 2001/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103352
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2001年9月19日(水),一ッ橋ホールで行われた早期胃癌研究会の席上,第7回白壁賞と第26回村上記念「胃と腸」賞の授賞式が行われた.第7回白壁賞は八尾恒良・他「Phlebosclerotic Colitis: Value of Radiography in Diagnosis-Report of Three Cases」(Radiology 214: 188-192, 2000)に,第26回村上記念「胃と腸」賞は岩下明徳・他「胃カルチノイドの臨床病理学的検索一特にType Ⅰ(A型胃炎に合併)とType Ⅲ(sporadic)のリンパ節転移率について」(胃と腸35:1365-1380,2000)に贈られた.
司会の渕上忠彦氏(松山赤十字病院消化器科)から,まず白壁賞受賞者の発表があり,受賞者代表として八尾氏(福岡大学筑紫病院消化器科)が紹介された.本賞は,故白壁彦夫氏のご業績をたたえて,消化管の形態・診断学の進歩と普及に寄与した論文に贈られるもので,「胃と腸」に掲載された論文に加え,応募論文も選考の対象となる.今回は「胃と腸」35巻に掲載された全論文と応募のあった英文論文2篇が選考対象となった.なお,八尾氏は,第17回の村上記念「胃と腸」賞を「X線・内視鏡所見からみたCrohn病の術後経過」で受賞している.
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