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第10回白壁賞は井上晴洋氏ら,岩下明徳氏らが,第29回村上記念「胃と腸」賞は松田彰郎氏らが受賞
pp.1538-1539
発行日 2004年10月25日
Published Date 2004/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403900001
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2004年9月15日(水),東商ホールで行われた早期胃癌研究会の席上,第10回白壁賞と第29回村上記念「胃と腸」賞の授賞式が行われた.第10回白壁賞は井上晴洋・他「食道扁平上皮癌の拡大内視鏡」(胃と腸38 : 1629-1640, 2003)と岩下明徳・他「Mesenteric phlebosclerosis ─ A new disease entity causing ischemic colitis」(Diseases of the Colon and Rectum 46 : 209-220, 2003)に,第29回村上記念「胃と腸」賞は松田彰郎・他「胃型分化型早期胃癌の画像診断─X線を中心に」(胃と腸38 : 673-683, 2003)に贈られた.
研究会司会の樋渡信夫氏(いわき市立総合磐城共立病院消化器科)から,まず第10回白壁賞受賞者代表として井上晴洋氏(昭和大学横浜市北部病院消化器センター)と岩下明徳氏(福岡大学筑紫病院病理)が紹介された.本賞は,故白壁彦夫氏のご業績をたたえて,消化管の形態・診断学の進歩と普及に寄与した論文に贈られるもので,「胃と腸」に掲載された論文に加え,応募論文も選考の対象となる.今回は「胃と腸」38巻に掲載された全論文と応募のあった英文論文2篇が選考対象となった.
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