Japanese
English
今月の主題 縮小治療のための胃癌の粘膜内浸潤範囲診断
主題
治療別にみた胃癌の粘膜内浸潤範囲診断―EMR
The Diagnosis of Intramucosal Cancer Extension for EMR
小野 裕之
1
Hiroyuki Ono
1
1国立がんセンター中央病院内視鏡部
キーワード:
EMR
,
範囲診断
Keyword:
EMR
,
範囲診断
pp.1267-1269
発行日 2001年9月25日
Published Date 2001/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103318
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- サイト内被引用 Cited by
はじめに
EMR(endoscopic musocal resection)を施行する場合における胃癌の粘膜内浸潤範囲診断について,基本的な考え方としては,治療法にかかわらず内視鏡による範囲診断が主であり,何ら特別なものがあるわけではない.EMRにおいても通常観察および色素撒布像を注意深く観察し,癌の辺縁を決定することにより,遺残のない切除が可能となる.肉眼診断そのものについては本特集の内視鏡診断の項を参照いただきたい.本稿ではEMRの際の切除範囲の決定法についてわれわれの考え方を述べる.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.