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今月の症例
3年間他院で潰瘍性大腸炎として治療され色素撒布が診断に有用であったアメーバ性大腸炎の1例
Amebic Colitis Diagnosed by Chromoendoscopy, Report of a Case
佐藤 茂
1
,
永江 隆
1
,
八尾 恒良
1
,
田中 仁
2
,
岩下 明徳
2
Shigeru Sato
1
1福岡大学筑紫病院消化器科
2福岡大学筑紫病院病理
pp.1592-1594
発行日 1999年12月25日
Published Date 1999/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102886
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〔患者〕52歳,男性.1995年1月より血便,1日4~5行の下痢が出現し近医受診.大腸内視鏡,X線検査により潰瘍性大腸炎と診断され,SASP(salazosulfapyridine)を投与開始された.その後betamethasone坐薬を併用したが,血便が3年間持続するため,精査希望し1998年10月13日当科受診した.既往歴,生活歴(海外渡航歴を含む),家族歴に特記すべき事項なし.
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