学会印象記
第7回日本消化管学会総会
天野 祐二
1
1島根大学医学部附属病院光学医療診療部
pp.518-519
発行日 2011年4月25日
Published Date 2011/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102196
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余寒の京都にて,2011年2月18~19日に第7回日本消化管学会総会学術集会が開催された.会長吉川敏一先生(京都府立医科大学消化器内科学)のもと,“『何でも呑みこむ』消化管学”をテーマに斬新な企画を多数盛り込んだ興味ある学会であった.小生,この度の集会では,教育講演を依頼されていた関係で,前夜の会長招宴より出席させていただいた.この会の冒頭,吉川会長より「この学会はいずれ内視鏡学会や肝臓学会と同等な立場のものにしたい」との挨拶があったが,それを受けて寺野彰理事長より,本学会は会員数も4,000人を超え,今後はJDDWへの参画も睨んだ運営を行っていきたいとの決意表明がなされた.確かに今回の集会は,入場者数2,348人(演題応募数610題)と過去最高のものであり,その勢いたるや相当なものであると感じられた.
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