Japanese
English
今月の主題 胃癌に対する内視鏡スクリーニングの現状と将来
主題
胃癌に対する内視鏡スクリーニング―私はこうしている
Endoscopic Screening for Gastric Cancer: My Way
角川 康夫
1,2
,
正田 浩子
1,2
,
草野 央
1
,
平島 徹朗
1
,
鈴木 晴久
1
,
小田 一郎
1
,
後藤田 卓志
1
Yasuo Kakugawa
1,2
,
Hiroko Shoda
1,2
,
Chika Kusano
1
,
Tetsuro Hirashima
1
,
Haruhisa Suzuki
1
,
Ichiro Oda
1
,
Takuji Gotoda
1
1国立がんセンター中央病院内視鏡部
2国立がんセンターがん予防・検診研究センター検診部
キーワード:
鎮痛・鎮静剤
,
高位反転撮像法
,
胃炎類似型早期胃癌
,
内視鏡観察の盲点
,
安全性
Keyword:
鎮痛・鎮静剤
,
高位反転撮像法
,
胃炎類似型早期胃癌
,
内視鏡観察の盲点
,
安全性
pp.1225-1229
発行日 2008年7月25日
Published Date 2008/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403101423
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前処置
胃内に存在する食物残渣や胃壁に付着する粘液は観察の妨げになる.通常,検査前日の夕食後は禁食(飲水は可)とし,さらに当日の検査前にはpronase水100ml(Pronase MS®4万単位,重曹2g,Gascon®4ml,水100ml)を服用させている.それでも検査中に粘液付着が認められるときには,Gascon®水を鉗子口から随時注入して洗浄し,さらに貯留する胃液はできるだけ吸引している.
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