Japanese
English
今月の主題 小腸内視鏡検査法の進歩
序説
“内視鏡時代”の小腸疾患診断の考え方
Introduction
八尾 恒良
1
Tsuneyoshi Yao
1
1佐田病院
キーワード:
カプセル内視鏡
,
ダブルバルーン内視鏡
,
小腸内視鏡の経済効率
,
小腸X線検査
Keyword:
カプセル内視鏡
,
ダブルバルーン内視鏡
,
小腸内視鏡の経済効率
,
小腸X線検査
pp.1459-1462
発行日 2005年10月25日
Published Date 2005/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403100162
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はじめに
2000年にGIVEN Imaging社のワイヤレスカプセル内視鏡(wireless capsule endoscopy ; 以後 CE)が発表されて以来1),CEはまたたく間に全世界で使用され数多くの論文が発表されている.しかし,本邦ではいまだ薬事法すら通らず,試用の域を出ていない2).
ダブルバルーン小腸内視鏡(double balloon endoscopy ; 以後 DBE)は山本博徳らが発明(フジノン東芝),CEのわずか1年後にその論文が発表された3).当初,本邦ではあまり注目されなかったが,欧米での学会発表,ライブなどによって脚光を浴び,本年のみで15編の英文論文が発表されている.
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