消化管造影・内視鏡観察のコツ
〔消化管造影のコツ〕上部消化管造影の検査法―びまん性病変の描出
浜田 勉
1
,
奥田 圭二
2
1社会保険中央総合病院内科
2社会保険中央総合病院放射線科
pp.1311-1314
発行日 2005年8月25日
Published Date 2005/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403100158
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びまん性病変の基本的な捉え方と考え方1)
1. 病変の範囲
胃のびまん性疾患のX線検査ではその病変の局所における変化(腫瘍性変化や潰瘍性変化)だけではなく,その範囲が胃の1/3以上(U,M,L領域区分に準じ,3つの領域全体かあるいは2つの領域以上)に拡がっているか,また半周以上に拡がっているかどうかを判断して,病変の全体像を描出する.
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