消化管造影・内視鏡観察のコツ
〔消化管造影のコツ〕上部消化管造影の部位別造影法―胃角部小彎・大彎
川口 実
1
1国際医療福祉大学附属熱海病院内科
pp.993-999
発行日 2008年5月25日
Published Date 2008/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403101395
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
胃角部小彎は病変の多い部である.特に潰瘍性病変は多いので見逃さないように撮影し読影する必要がある.
胃角部大彎はもちろん病変が存在することもあるが,胃角部後壁,前壁病変の間接所見がみられることが多いので,撮影に際しては十二指腸との重なりを避けること,読影ではわずかな変化を見逃さない注意が必要である.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.