今月の主題 内科医が診るリウマチ
もっと関節に注目しよう
どのようなときにRAを疑うか
谷口 敦夫
1
1東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター
pp.387-391
発行日 2001年3月10日
Published Date 2001/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402910143
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ポイント
RAにおいては疾患特異的な臨床・検査所見はない.
RAの重要な特徴は「関節炎の持続性」と「ほかの関節への進行性波及」である.
関節炎の持続性は6週間を一つの目安とする.
関節・関節周囲組織の注意深い診察が要求される.
ウイルス性関節炎のように数週で治癒する関節炎もある.
多発関節炎は,RAよりも内臓障害の頻度の高い疾患(膠原病や血管炎など)の部分症状のこともある.
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