増刊号 図解 診療基本手技 第2集
基本的な臨床検査と画像診断法
注腸造影法
藤澤 裕久
1
,
天羽 洋
1
,
今井 裕
1
,
杉野 吉則
1
1慶應義塾大学医学部・放射線診断科
pp.147-150
発行日 1992年10月30日
Published Date 1992/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909672
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注腸造影法について,筆者らは以下の点に重点をおいて施行している.全大腸を盲点なく二重造影像として撮影すること,検査中に透視を活用して,造影剤の流れを前壁側と後壁側に分けて観察して,微細な病変を探したり,存在診断だけでなく質的診断までできるような写真を撮ること.本稿では,このための検査法について述べる.
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