今月の主題 内科evidenceは果たしてあるのか
evidenceはこう活用される—その理論から問題点(限界)まで
医療経済分析とその限界
笽島 茂
1
,
関根 道和
1
,
鏡森 定信
1
1富山医科薬科大学医学部医学科保健医学教室
pp.2096-2101
発行日 1998年12月10日
Published Date 1998/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909428
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ポイント
●効果が証明されている複数の医療プログラムを,費用も条件に入れて効率性の観点から比較するのが医療経済分析である.
●医療経済分析には,費用効果分析,費用効用分析,費用便益分析の三手法がある.
●医療経済分析は医療プログラムの選択の条件を提示するが,必ずしも決定の基準にはならない.
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