今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療
虚血性心疾患
狭心症に対するバルーン冠動脈形成術(PTCA)
野口 輝夫
1
,
野々木 宏
1
1国立循環器病センター内科心臓部門
pp.1344-1346
発行日 1998年8月10日
Published Date 1998/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909344
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ポイント
●1977年,Gr【u]ntzigにより経皮的冠動脈形成術(PTCA)が臨床に導入されて以来,機器の改善,技術の進歩とともにその適応が大きく拡大された.
●現在では,PTCAは薬物療法,冠動脈バイパス術(CABG)とともに,狭心症の三大治療法の一つとして確立している.
●しかし,PTCA後の急性冠閉塞と再狭窄は,未だ克服されておらず,今後解決すべき問題である.
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