今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント
抗癌剤による副作用のマネジメント
骨髄抑制
猪野 裕英
1
1埼玉医科大学第1内科
pp.457-459
発行日 1998年3月10日
Published Date 1998/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909264
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ポイント
●癌の化学療法では,dose intensity(DI)をいかに高めるかが重要である.
●一方,各抗癌剤の投与規制因子を十分理解することが大切である.ほとんどの抗癌剤で骨髄抑制がみられ,投与規制因子となる.
●顆粒球減少症対策として,G-CSFの使用法の理解が重要である.
●骨髄抑制後の回復期には,白血球より血小板増加のほうが早い傾向にあり,骨髄抑制回復の目安となる.
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