今月の主題 内科臨床における“こころ”と“からだ”
患者のこころとの対話/医療の基本姿勢とスキル
患者—医師コミュニケーションスキル—医療面接の基本
木村 琢磨
1
,
松村 真司
2
1国立病院東京医療センター総合診療科
2松村医院
pp.2031-2034
発行日 2002年12月10日
Published Date 2002/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909169
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ポイント
病いに対する患者固有の解釈モデルと,疾病に対する生物医学的アプローチを中心とした医師の視点や論理には相違があり,その補完のためにコミュニケーションが必要である.
医療面接は機械的な言葉(内容)や技法のみでは不十分で,感情(文脈)や個別性・多様性が必要である.言外の交流や,その観察と対応を意識しながら日々練磨することが重要である.
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