今月の主題 一般医も診なければならないB型・C型肝炎
B型肝炎 治療法の選択と一般医の役割
治療薬の種類と基本的な選択
長谷川 潔
1
,
城 里穂
1
,
鳥居 信之
1
1東京女子医科大学消化器内科
pp.1699-1701
発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908899
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ポイント
B型慢性肝炎は自然経過で改善することもあり,また抗ウイルス薬によってもウイルスを完全に排除できないため,治療方針の基準を設定することが難しい.
インターフェロンもラミブジンも,投与開始時のALTが正常上限の5倍以上ある患者でそのseroconversion率が高い.
HBe抗原陰性の慢性活動性肝炎ではラミブジンが適応となるが,中止時期の決定が難しい.
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