今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント
内分泌疾患のマネジメント—一般医が対応できる疾患
無痛性甲状腺炎
小澤 安則
1
1虎の門病院内分泌代謝科
pp.1297-1299
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908808
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
甲状腺中毒症を呈する疾患ではBasedow病に次いで多く(全体の約1割),治療法が異なるので鑑別が重要.
無痛性甲状腺炎は甲状腺中毒症(1〜3ヵ月)→機能低下症(1〜数ヵ月)→正常甲状腺機能,と推移することを特徴とする.
無痛性甲状腺炎は,再発を繰り返す傾向が強い(分娩後など).
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.