今月の主題 腸疾患診療のノウハウ
日常よくみられる疾患
腸閉塞
佐々木 巌
1
,
椎葉 健一
1
,
内藤 広郎
1
1東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座生体調節外科学分野
pp.832-834
発行日 2002年5月10日
Published Date 2002/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908705
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ポイント
腹痛の発症,排ガス停止,反射性嘔吐などの初期症状から敗血症を呈しMOFとなる晩期症状までの変化に注目.
単純性イレウスと絞扼性イレウスの鑑別診断が重要.
POSに基づく治療方針の決定が有用.
局所所見の変化とともに全身状態の悪化に注意し,脱水・電解質異常の補正を腹部の治療に併行して行う.
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