今月の主題 腸疾患診療のノウハウ
診断のための検査法
新しい検査法(CT・MRI)
今井 裕
1
1東海大学医学部放射線科
pp.785-787
発行日 2002年5月10日
Published Date 2002/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908691
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ポイント
炎症性腸疾患に対して,CT検査では病変部位,周囲脂肪織への炎症の波及,さらに膿瘍などの合併症の有無を診断することができる.
MRIは正常腸管壁の層構造を描出でき,癌の壁内浸潤を含めた病期診断をすることができる.
痔瘻などの他の腸疾患においても,MRIは鑑別に重要な画像所見を提供する.
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