Japanese
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特集 画像診断が変わる? MRIの新しい展開
MRIの新しい展開
New horizon of the MRI technique
新津 守
1
,
板井 悠二
1
Mamoru NIITSU
1
1筑波大学臨床医学系放射線科
キーワード:
MRI
,
fast scan
,
サーフェスコイル
Keyword:
MRI
,
fast scan
,
サーフェスコイル
pp.567-572
発行日 1995年5月20日
Published Date 1995/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905206
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近年の技術開発力の飛躍的向上により,MRIにおいては新手法が次々に開発され,日常の臨床MRI診断の場でも徐々に実用化されつつある.高速撮像法では繰り返し時間の短縮による1秒程度のスキャン時間を可能にしたfast gradient echo法や,位相エンコード方法の改良によるfast spin echo法が挙げられ,格段の時間分解能を達成したダイナミックスキャンや,MR胆管造影,MR尿管造影などの各種の臨床応用も開発された.エコープラナー法も実用化の域に入ってきており,現在のホットなトピックスの1つであるfunctional imagingもこれらの高速スキャン法の普及によるところが多い.また,ユニークなコントラストを提供するMTC法や高分解能かつ高画質イメージを提供する新しいサーフェスコイルの開発についても概説する.
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