今月の主題 動脈硬化と高脂血症
治療ストラテジー
生活習慣と非薬物療法
タバコと高脂血症・動脈硬化
石川 俊次
1
1ソニー株式会社健康開発センター
pp.624-626
発行日 2002年4月10日
Published Date 2002/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908656
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ポイント
喫煙は能動・受動にかかわらず,動脈硬化性疾患の独立した危険因子である.
喫煙者では総コレステロール,LDLコレステロール,トリグリセライド,VLDLが増加し,HDLコレステロールが減少している.
タバコの成分により抗酸化機構が障害され,LDL,HDLが変性されやすくなる.
動脈硬化の予防のため,禁煙対策はきわめて重要であり,かつ大変有効である.
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