今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患
内分泌腺腫瘍の取り扱い
副腎腫瘍
松田 公志
1
,
室田 卓之
1
,
木下 秀文
1
1関西医科大学泌尿器科
pp.1214-1216
発行日 2005年7月10日
Published Date 2005/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101934
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ポイント
・副腎偶発腫瘍の過半数は内分泌非活性腺腫で,他にはpre-clinical Cushing症候群,無症候性褐色細胞腫,骨髄脂肪腫が多い.
・副腎偶発腫瘍のうち,内分泌活性腫瘍,4cm以上の腫瘍,急速に発育する腫瘍などが手術適応となる.
・5cm以下の副腎腫瘍に対する第一選択治療法は腹腔鏡下副腎摘除術である.
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