今月の主題 消化器薬の使い方 2001
消化器治療薬を求める!
薬剤による大腸腫瘍の予防と治療
古賀 秀樹
1
,
飯田 三雄
1
,
垂水 研一
1
1川崎医科大学内科(消化器Ⅱ)
pp.1842-1843
発行日 2000年11月10日
Published Date 2000/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907835
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- 文献概要
●大腸癌は化学療法が困難であり,大腸腫瘍のchemopreventionが重要である.
●NSAIDsは家族性大腸腺腫症にも有効で,COX-2選択的阻害剤は副作用を軽減できる.
●アミノサリチル酸製剤は炎症性腸疾患での発癌予防効果が認知されつつある.
●PPARγリガンドは大腸腫瘍発生を予防する可能性がある.
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