今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染
院内感染肺炎の治療にあたって
入院中の高齢者と誤嚥性肺炎
多田 慎也
1
1香川労災病院内科
pp.1666-1668
発行日 2000年10月10日
Published Date 2000/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907663
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●脳血管障害の高齢者では,無症候性の誤嚥を伴いやすい.
●嚥下障害には咳反射の障害も伴いやすく,常に誤嚥の可能性を考慮する.
●高齢者肺炎では症状に乏しく,意識レベルの変化や活動性低下に注目する必要がある.
●誤嚥性肺炎の起炎菌は口腔内の細菌が多く,口腔内を清潔に保つことが重要.
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