今月の主題 ブレインアタック Brain attack
脳卒中急性期の治療戦略
脳梗塞急性期の抗トロンビン療法
杉原 浩
1
,
高橋 洋一
1
1聖マリアンナ医科大学神経内科
pp.1121-1123
発行日 2000年7月10日
Published Date 2000/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907541
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●脳梗塞急性期には凝固線溶系と血小板活性の亢進が認められる.
●アテローム血栓性脳梗塞の抗トロンビン療法は脳梗塞巣周辺のischemic penumbraの血流改善が重要な目的であり,アルガトロバンが使用されている.
●アテローム血栓性脳梗塞の病初期の診断には頭部CT,MRIの病巣の大きさのみで判断せず,総合的に診断する必要がある.
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