図解・病態のメカニズム 胃疾患・6
胃運動
三梨 桂子
1
,
河村 修
1
,
草野 元康
1
1群馬大学医学部第1内科
pp.667-673
発行日 2000年4月10日
Published Date 2000/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907442
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各種の胃・消化管疾患では,腹痛・腹部膨満感・食欲不振・悪心・嘔吐・胸焼けなどの症状をきたすことが多い.しかし上部消化管内視鏡や腹部超音波などの検査で器質的疾患が認められない場合があり,このような場合,症状の原因として消化管運動の異常も留意しなくてはならない.本稿では,特に胃運動とその測定法,また健常人と病的状態での胃運動の所見などについて述べる.
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