今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症
腎疾患と骨
腎性骨異栄養症の治療
塚本 雄介
1
1北里大学医学部第4内科
pp.1050-1052
発行日 1998年6月10日
Published Date 1998/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906850
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ポイント
●骨病変により治療法が全く異なるので鑑別診断が重要である.
●アルミニウム蓄積の有無により骨病変が大きく変化する.
●血清PTH濃度だけに診断を依存しないことが重要である.
●血清PTH濃度の過剰抑制は無形成骨を生じる.
●高Ca血症と異所性石灰化は重篤な合併症の原因となるので,活性型ビタミンD剤の投与には注意が必要である.
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