今月の主題 不整脈患者のマネジメント
予防と長期管理
不整脈を予防するとき・しないとき
杉 薫
1
1東邦大学大橋病院第3内科
pp.1127-1129
発行日 1999年7月10日
Published Date 1999/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906101
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●不整脈の重症度によって予防するときと,予防しないときが決定される.
●致死的不整脈へ移行するか,心不全を惹起するか,あるいはQOLを低下させる不整脈は予防すべきであり,健常人にも生理的に生じQOLを低下させることもない不整脈は予防しなくともよい.
●不整脈は機能的な疾患であり予防可能であるが,その手段は日常生活の注意から非薬物療法まで幅広い.
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