今月の主題 心不全を見直す
合併症を伴う心不全の管理と治療
妊娠
石光 敏行
1
,
杉下 靖郎
1
1筑波大学臨床医学系内科
pp.972-974
発行日 1996年5月10日
Published Date 1996/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905114
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ポイント
●心不全は治療よりも予防と管理が大切である.
●妊娠に伴う生理機能変化を理解する.
●心不全の病態生理は基礎心疾患により異なり,左心不全が主体のものと右心不全を呈するものがある.
●妊娠時の診断と心機能評価は胎児にも安全な心電図と心エコー図が中心となる.
●母体だけでなく胎児への副作用も考慮して治療薬を選択する.
●問題例では分娩の前後に特別な注意が必要である.
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