今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
内科と皮膚科の境界領域
サルコイドーシス
和泉 達也
1
1立川病院皮膚科
pp.658-659
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905040
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ポイント
●サルコイドーシスの皮膚病変は全サルコイドーシスの10〜30%程度にみられる.
●サルコイドーシスが疑われる患者に対しては瘢痕浸潤の有無をチェックする.
●皮膚サルコイドはサルコイドーシスの特異的な皮膚病変で,病理学的には非乾酪性類上皮細胞肉芽腫像をみる.
●皮膚サルコイドは,基本的には積極的に治療を行わず経過観察する.
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