今月の主題 外来診療でここまでできる
血液疾患・感染症
心内膜炎
玉野 宏一
1
,
竹田 幸一
2
1濁協医科大学循環器内科
2けやき坂クリニック
pp.1698-1699
発行日 1997年9月10日
Published Date 1997/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904670
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ポイント
●ペニシリン感受性の高い(MIC≦0.1μg/ml)緑色レンサ球菌による自己弁心内膜炎は,外来治療が可能である.
●治療は,セフトリアキソン2gの1日1回静注で行う.治療期間は4週間でよい.
●血行動態の安定した,合併症のない患者を選んで行う.患者を選択する際には,性格や自宅と医療機関との距離も考慮しなければならない.
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