日常診療に必要なHIV感染の知識・3
HIV感染症—外来診療でのチェックポイント
味澤 篤
1
1都立駒込病院感染症科
pp.1227-1229
発行日 1997年6月10日
Published Date 1997/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904571
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ヒト免疫不全ウイルス(human immunodeficiency virus:HIV)感染症は,慢性のウイルス性疾患である.約80%の症例は,10〜15年の長い経過を経て,後天性免疫不全症候群(acquired immunodeficiency syndrome:AIDS)へと進展する.したがって,感染が判明した時期にもよるが,外来での長期間の経過観察,発症予防が必要となる疾患である.
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