今月の主題 臓器感染症へのアプローチ
皮膚・軟部組織・骨感染症
糖尿病の足
細川 和広
1
1東京都済生会中央病院内科
pp.86-88
発行日 1997年1月10日
Published Date 1997/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904335
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ポイント
●治療としては,免荷が第一である.
●積極的に切開,排膿を行うこと.
●菌種が同定されるまでは,好気性・嫌気性菌の混合感染を想定した抗生物質を投与する.
●骨髄炎があれば,腐骨の除去が原則である.
●血糖コントロールを良好に保つ.
●血流障害があり,それが原因で創傷治癒が遷延している場合,血行再建術を検討する.
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