今月の主題 高齢者医療の新しい視点
高齢者診療上の問題点
高齢者診療上の特徴
高田 淳
1
,
土居 義典
1
1高知医科大学老年病科
pp.1277-1279
発行日 1995年7月10日
Published Date 1995/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903729
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●症状は若年者に比して非定型的である.
●多臓器障害が多くみられる.
●合併症を併発しやすく,長期の経過をとると寝たきり状態となる.
●検査法に制限があり,観血的検査法の選択は慎重に行う心要がある.
●薬物治療に対する反応の個人差や,副作用の発現に注意する.外科治療の選択に際しては十分な検討が必要である.
●治療過程や治療目標が家庭・社会環境により左右される.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.