今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療
小児科から内科へのキャリーオーバー診療
膠原病
田中 信介
1
1田中医院
pp.331-333
発行日 1995年2月10日
Published Date 1995/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903518
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ポイント
●JRA(若年性関節リウマチ)では,多関節型発症例と全身型発症例の中で多関節炎症状が進行していくタイプが関節機能障害を伴って成人になっていく.このような症例はJRA患者の10%を越える.
●小児SLEは小児膠原病の中でも発症年齢が高く,長期にわたって寛解と再燃を繰り返すことより,ほとんどの患者が成人になっても治療を受けることになる.
●JRAおよび小児SLE患者が成人に達してから受ける治療は各々成人のRA,SLE患者の治療に準じたものとなる.
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