今月の主題 内科医に必要な末梢血管病変の知識
血管病変を起こしやすい疾患
膠原病
大橋 重信
1
1東大第1外科
pp.332-333
発行日 1976年3月10日
Published Date 1976/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206458
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膠原病は結合組織および膠原線維をおかす全身性疾患と考えられているが,主として小血管に病変を起こして循環障害を生ずることが多く,臨床的にRaynaud症状を合併することはよく知られている1,3,5〜9).これは種々の点で,いわゆるRaynaud病とは病態,予後を異にしている.
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