今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療
思春期の患者をどうみるか
高脂血症—高コレステロール血症を中心に
児玉 浩子
1
1帝京大学医学部小児科
pp.274-276
発行日 1995年2月10日
Published Date 1995/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903500
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ポイント
●小児では一般に血清総コレステロール値は200mg/dl,中性脂肪値は180mg/dl以上を高値とする.
●治療の基本は食事療法と運動の推進である.
●薬剤投与は原則として10歳以上を対象とし,慎重に行う.高コレステロール血症の第1選択剤としてはコレスチラミンが望ましい.
●発育・発達状態についても常に留意する.
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