今月の主題 呼吸器薬の使い方
気管支喘息の薬物療法のポイント
喘息の発症メカニズムおよび病態からみた薬物療法の原則
今井 俊道
1
,
足立 満
1
1昭和大学医学部第1内科
pp.2300-2304
発行日 1994年11月10日
Published Date 1994/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903353
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●気管支喘息は喘鳴・呼吸困難を示し,呼吸機能において可逆性気道閉塞および気道反応性亢進を特徴とする疾患である.
●喘息の基本的病態は,リンパ球・肥満細胞・好酸球などの多くの炎症性細胞が関与する慢性の気道炎症である.
●気管支拡張薬とともに吸入ステロイド薬が喘息治療の中心となっている.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.