medicina Conference・9
肺線維症を伴い,両手指の硬化性浮腫と末梢神経症状を呈した59歳の女性
野城 孝夫
1
,
佐藤 秀隆
2
,
中山 大典
3
,
野沢 靖美
4
,
舟生 俊夫
5
,
三友 紀男
5
,
中川 潤
6
,
人見 秀昭
6
,
遠藤 実
7
,
酉抜 和喜夫
8
,
岡崎 太郎
9
,
駒井 徳寛
10
,
佐藤 正
11
,
柴田 睦郎
12
,
西村 菊夫
13
,
峯田 日出也
14
1東北大学医学部第2内科
2東北大学加齢医学研究所腫瘍制御研究部門呼吸器腫瘍研究分野
3中山クリニック
4竹田綜合病院内科
5東北厚生年金病院リウマチ膠原病内科
6東北厚生年金病院呼吸器科
7東北厚生年金病院脳神経内科
8東北厚生年金病院皮膚科
9広南病院リウマチ膠原病内科
10いわてリハビリテーションセンター検査科
11佐藤医院
12国立函館病院小児科
13西村外科医院
14峯田内科医院
pp.2028-2045
発行日 1994年9月10日
Published Date 1994/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902977
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
主訴:両下肢のしびれと脱力.
現病歴:1988年,検診にて胸部X線異常を指摘された.1990年,軽度の乾性咳嗽あり.近医を受診し,間質性肺炎と診断された.この頃より一過性の両手関節炎と一相性のレイノー現象出没.1993年6月頃より両足関節炎,7月初めより両足,次いで両手指の知覚異常を伴う筋力低下,38〜39℃の発熱が続き,7月28日,当科初診し入院.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.