今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法
膠原病理解のための臨床免疫学
膠原病の免疫遺伝学
中野 啓一郎
1
1東京大学医学部物療内科
pp.1838-1839
発行日 1993年10月10日
Published Date 1993/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902413
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- 文献概要
●膠原病は多発家系があること,一卵性双生児で一致率が高いことなどから発症に遺伝因子が関与していることは確実である.
●その遺伝様式は単純ではなく,複数の遺伝子が関与するポリジーン系の疾患である.
●HLA領域の中でSLEと最も強く相関するのはC4AQ0である.
●RAではHLA-DRβ鎖の第70~74位のアミノ酸が疾患感受性に影響している.
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