今月の主題 心電図の読み方から不整脈診療へ
不整脈治療の基本
経過観察可能な徐脈性不整脈
井川 修
1
,
小竹 寛
1
,
真柴 裕人
1
1鳥取大学医学部・第1内科
pp.1900-1903
発行日 1992年10月10日
Published Date 1992/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901736
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ポイント
1)経過観察可能な徐脈は,めまい,失神,息切れ,易疲労感など自覚症状がないことが前提.
2)徐脈の病態評価,治療方針決定にホルター心電図検査,薬剤負荷試験および運動負荷試験が有用.
3)病態評価困難なとき臨床心臓電気生理学的検査を積極的に行う.
4)徐脈の背景(原因疾患,修飾因子)を正確に診断し,その治療を優先させる.
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