今月の主題 虚血性心疾患Today
狭心症へのアプローチ
冠動脈造影で何を診断,評価できるか
水野 杏一
1
,
桜田 真己
2
1防衛医科大学・救急部
2自衛隊中央病院・循環器内科
pp.1172-1173
発行日 1992年7月10日
Published Date 1992/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901572
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ポイント
1)重症度の把握ができ,治療法の選択に有用である.
2)冠動脈内血栓像,複雑な冠動脈病変は院内でのcardiac eventの発症率が高い.
3)リスクファクターに対する治療効果の判定が可能である.
4)不安定狭心症が疑われた場合には,時機を逸せず早急に冠動脈造影を実施すべきである.
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