今月の主題 高血圧治療の実際と新たな展開
治療
降圧薬の減量と休止について
杉本 徳一郎
1
,
松岡 博昭
1
1東京大学医学部・第2内科
pp.2056-2058
発行日 1991年12月10日
Published Date 1991/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901249
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ポイント
1)降圧薬投与中に血圧上昇の維持機構に変化が生じれば薬剤投与量の変更の可能性が生じる.
2)非薬物療法の成果が出てくる,あるいは二次的または偶発合併症のために血圧が変化してくる,などの場合がそれである.
3)降圧薬の減量に際しては,どの薬剤をどう減らすか,減量後どうフォローするかが重要である.
4)血圧のコントロールは常に正しく評価する必要がある.
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