増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
心エコー法
撮り方と読み方の基本
症状からみた心エコー法の選択と手順
林 輝美
1
1獨協医科大学越谷病院・循環器内科
pp.70-73
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901126
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Edlerらにより初めて心臓超音波法が開始されて以来30有余年を経る現在,心エコー図法の進歩・発展はめざましい.最近では,従来のMモードエコー図,断層心エコー図に加え,パルス・ドプラ法,連続波ドプラ法,カラードプラ法が既にルーチン検査となった.さらに経食道心エコードプラ法も普及しつつあり,心筋コントラストエコー法や血管内エコー法なども開発の途上にある.このように多種の高度に発達したエコー法を駆使して,より精度の高い診断情報を得ることが求められる時代となった.
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