今月の主題 臓器感染症と抗生物質の選択
消化管感染症
外国旅行と下痢
金城 福則
1
1琉球大学医学部・第1内科
pp.1724-1726
発行日 1991年10月10日
Published Date 1991/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901086
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ポイント
1)海外旅行中の飲食は火熱処理したものをとる.
2)海外旅行者下痢症の起因菌は毒素原性大腸菌,サルモネラ,腸炎ビブリオが多い.
3)消化管感染症の治療にはニューキノロン系抗菌剤が有効のことが多い.
4)カンピロバクター腸炎にはクラリスロマイシン(クラリス®)の投与を行う.
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