今月の主題 アレルギー疾患診療の実際
治療の実際
通年性の鼻アレルギー
高木 一平
1
,
馬場 駿吉
1
1名古屋市立大学医学部・耳鼻咽喉科
pp.312-313
発行日 1991年2月10日
Published Date 1991/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900726
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ポイント
1)軽症例では抗アレルギー剤の局所投与,抗アレルギー剤,抗ヒスタミン剤の頓用経口投与を行う.
2)中等症以上の症例では特異的減感作療法を第一選択とする.
3)中等症以上の症例で特異的減感作療法不能例では抗アレルギー剤を中心とし,場合により抗ヒスタミン剤,局所用ステロイド剤などを加えた多彩な対症療法を行う.重症例では非特異的変調療法も有用である.
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