増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
神経疾患
51.くも膜下出血
岡安 裕之
1
1昭和大学藤が丘病院・神経内科
pp.1838-1839
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900468
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ポイント
1)内科医にとって頭痛の患者を診たときには,くも膜下出血の可能性を常に考慮する必要がある.
2)診断確定はCTで,CTがないか陰性である場合は髄液検査で行う.
3)脳外科治療の対象となる疾患であるので,バイタルサイン安定を待って速やかに脳外科医の治療に引き継ぐ.
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